久しぶりに PowerBook 2400c のバックライトを修理しました

 画面は綺麗な状態で、薄らに画像見えるから、明らかにバックライト点灯しない状態です。修理後、ビネガーシンドロームような現象確認できた。これは珍しい。一般的に液晶表面シワシワになり、点灯しなくても確認できる。

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パーティションの変更で Boot Camp が起動できなくなったら、refit や GPT fdisk (gdisk) でパーティション情報を修正すればいい

Boot  Camp があるハードディスクのパーティションを変更する時、ディスクユーティリティに警告が出る。Boot Camp 使えなくなる可能性がある。実際にやると、起動時黒い画面に白い「No bootable device — Insert boot disk and press a any key」の文字が出て、起動できなくなる。
この場合、Boot Camp は4番目以内のパーティションにあるなら、refit の自動パーティションテーブル編集機能使えば、楽に修復できる。しかし、Boot Camp は5番目以上のパーティションにある場合、refit も修正できない。

理由としては Boot Camp 使う Hyper MBR は 4つのパーティションしか対応しないため、refit はそのように作られたかも知れない。写真のようにBoot Camp パーティションは5番目にあるが、MBR パーティションテーブルには4番目になっている。このため、正しく起動しない。しかし、Yesで新しく編集しても、4番目は現在のMac OS が入り、テーブルにBoot Camp パーティションがなくなるため、当然起動できない。
幸い、次の記事に紹介するGPT fdisk (gdisk) を使えば、紹介する手順で、簡単に修復できる。https://discussions.apple.com/thread/5962126。

具体的に:

Open up a terminal in OSX and assuming you have only one hard drive installed run

sudo gdisk /dev/disk0

type “r” (no quotes) and press enter

type “h” and press enter

You’ll get a warning that hybrid MBR’s are flaky and dangerous. That’s ok.

It will ask for 1 to 3 partition numbers (space separated) so I would suggest you enter

2 4 6 (one space between each) and press enter – that means you’re leaving out the recovery HD’s

It will ask if you want to include the EFI partition first in MBR

answer Y and press enter

you will get default entries for partition 2 – accept them by pressing enter BUT

the last question will ask if you want to make the partition bootable – answer N and press enter.

Do the same for partition 4

For partition 6 accept defaults (checking that type 07 is the default option for partition type) but when it asks you if you want to make partition 6 bootable – answer Y and press enter.

When finished type “w” and press enter – to write changes to the partition table.

Answer Y to continue.

When done type “q” to quit gdisk

Close terminal

Reboot holding Alt key and see if Windows appears in the boot menu – try to boot it.

ここで、パーティションの番号は 2  4  6 と入力したが、自分の場合、Boot Camp は 5 番目にあり、2 4 5 を入力し、ちゃんと修復でき、起動するようになった。
ちなみに、3番目は新しい macOS X をインストール時に勝手に作られたリカバリーパーティションだ。

実際にやってみると:

$ sudo gdisk /dev/disk0

Password:

GPT fdisk (gdisk) version 1.0.5

Warning: Devices opened with shared lock will not have their

partition table automatically reloaded!

Partition table scan:

  MBR: protective

  BSD: not present

  APM: not present

  GPT: present

Found valid GPT with protective MBR; using GPT.

Command (? for help): r

Recovery/transformation command (? for help): h

WARNING! Hybrid MBRs are flaky and dangerous! If you decide not to use one,

just hit the Enter key at the below prompt and your MBR partition table will

be untouched.

Type from one to three GPT partition numbers, separated by spaces, to be

added to the hybrid MBR, in sequence: 2 4 5

Place EFI GPT (0xEE) partition first in MBR (good for GRUB)? (Y/N): Y

Creating entry for GPT partition #2 (MBR partition #2)

Enter an MBR hex code (default AF):  リターン

Set the bootable flag? (Y/N): Y

Creating entry for GPT partition #4 (MBR partition #3)

Enter an MBR hex code (default AF): リターン

Set the bootable flag? (Y/N): Y

Creating entry for GPT partition #5 (MBR partition #4)

Enter an MBR hex code (default 07): リターン

Set the bootable flag? (Y/N): Y

Recovery/transformation command (? for help): w

Final checks complete. About to write GPT data. THIS WILL OVERWRITE EXISTING

PARTITIONS!!

Do you want to proceed? (Y/N): Y

OK; writing new GUID partition table (GPT) to /dev/disk0.

Warning: Devices opened with shared lock will not have their

partition table automatically reloaded!

Warning: The kernel may continue to use old or deleted partitions.

You should reboot or remove the drive.

The operation has completed successfully.

gptfdisk のダウンロード先:

http://sourceforge.net/projects/gptfdisk/

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古いアップルサービスマニュアルサイト発見

偶然に次のサイトにたくさんのアップルサービスマニュアル発見。2010年までですが、役にたつものもあります。
http://tim.id.au/laptops/apple/
例えば、白い iMac の開け方などちょっと最近の修理に役に立ちました。
http://tim.id.au/laptops/apple/imac/imac_17_late_06.pdf
また、Lenovo など他社のものもあります。
以前に、CDメディアのアップルサービスマニュアルを入手した時の喜びを思い出すと、これは本当に宝庫だ。ちょっと残念なのは2010年以後の更新がない。

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macOS Yosemite, EI Capitan を 初代MacBook Air (MacBookAir1,1)、MacBook 13インチ Early 2008 (MacBook4,1)とiMac 20 Late 2006 (iMac5,1)など非対応機種にインストール

最新 macOS を対応しない機種に数台インストールした。ネット上のツールのお陰で、楽にできてしまう。次のブログをご参照。
最近お客様のご要望で、もっと旧い機種に Yosemite や EI Capitan のインストールを挑戦した。最終的にインストールが成功したが、結構時間かかった。したがって、その価値あるかどうかよく考えてやった方がいい。
その際、やはりネットに紹介するツール MacPostFactormacOS Extrator を使ってみたが、そんなにスムーズに行かない。インストール用ドライブの作成が成功するが、インストール途中や最後にフリーズする。日本語 OS の問題か他の原因かわからない。色色試行錯誤して、Yosemite はやっとできたが、最初グラフィックとサウンドのドライバーをインストールしていないため、画像はギザギザ、音声がない。

更に悪戦苦闘で、やっとグラフィックとサウンドのドライバーもインストールできた。

しばらく休んで、再挑戦したら、EI Capitan も出来ました。

一機種できれば、同じ要領で別機種もできる。

スリープもちゃんと効く。

旧い本体でも最新版Chromeや色々ソフトが使える様になり、まだ十分に使える。
特にiMac Late2006 の場合、いままで10.6.8 と10.7.5 の場合、4GBメモリを装着しても、3GBまでしか使えないが、EI Capitan になると、64bit になり、3GB以上使えるようになる。これは重宝だ。

これらのアップグレードは4、5年前なら、もっと価値があるが、スティーホームで時間あれば、挑戦してもいいかもしれない。

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Macmini Early 2009 A1283 修理してみました

最近、「スティーホーム」の関係で、4、5年前に放置していた2台のMacmini 2009 A1283を取り出して、修理に挑戦してみた。

運がよく1台目はそのまま「ジャンー」と共に起動しました。この現象はMac  によくある様で、電源管理回路におかしくなり、電源投入できないことが稀に有ります。完全放電すると治るが、SMCリセットやっても治らない場合がある。その場合、業者に依頼するか、今回の様に長時間放置すると、自然放電になり、まだ電源投入できます。こう言う事があるから、Windows PC の様に機械式のスイッチの方がメリットも有ります。

2台目はそう簡単ではないが、それでもラッキーなケースです。なぜなら、部品をチェックすると、一つタンタル電解コンデンサーの表面一部変色し、割れもある様です。

ピンセットの先で突こうと変色部分は粉になって落ちる。明らかに高温で焼損してあります。テスターで測ると、ショットしている。この状態なら当然電源入らない。

この部品を交換したらちょんと起動する様になりました。

今までにはテレビに Windows 10 をインストールした Macmini 2006 でネットサーフィンしたが、これでアップグレードが出来た。ますます「スティーホーム」の様になる。

 

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PowerBook G4 15インチ 1.67GHz 最終版 A1138 の電源ボード 820-1820-A を修理してみました

この機種はPowerMac G4 の最終版として今だに需要があり、高く取引しています。

この機種にはDCボード (製品番号 820-1820-A) がよく故障します。AC アダプターのインディゲーターLEDがオレンジ点灯し、本体やバッテリに給電しなくなる。

今はこの部品が入手しにくいです。よく確認すると、ボード上部品たくさんあるが、ほとんどサウンドやUSB関係のもので、電源部分の部品が割と少ない。このような簡単な回路で、修理できないか挑戦してみました。

DCボートを取り出して、単独にACアダプターを挿すと、LEDがやや赤いオレンジ色で点灯する。指で後ろの部品を触るとやや黄色のオレンジ色に変わる。機能しているようです。正常の場合、挿す瞬間には緑点灯する場合あるが、メインボードのケーブル挿さないと点灯しないはずです。ただし、指で後ろの部品を触ると点灯する。

色んなところにテスターで当たると、1箇所、部品と基盤の値が違うことを見つかりました。半田外れではないかと判断し、半田し直したら、見事に修復できた。

調子を乗って、昔故障した本体も取り出して、同じ様に直りました。

 

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iPhone 6, 6S, 7 と SE ユーザーがアップルから 25ドルから3,500ドルの賠償金をもらえる

#アップル に古い機種の速度を意図的に落され、やむなく別機種に買われたとして、ユーザー訴訟の結果、アップルは総額 5億ドル(約535億円)の #和解金 を提供することを同意した。
https://news.sky.com/story/apple-agrees-to-pay-500m-over-claims-it-slowed-down-old-iphones-11948323

訴訟参加者に3,500ドル、その他のユーザーにはクレームすれば、25ドルを支払う。ただし、クレームするユーザーが多い場合、25ドルより減額の可能性がある。

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Apple Time Capsule を修理してみた

たまたまに、Apple Time Capsule の値段が目に入った。あれ、2TB 三千円?!ハードディスクよりも安い!以前聞いたことあるだけで、値段が高いため、必須品ではないし、興味がなかった。このぐらいなら、ちょっと触ってみようの気持ちが湧いてきた。

注文したら、オマケに通電確認のみの500GBの初代品も付いてきた。こちらはオレンジランプ常時点灯し、PCに有線に繋いでもLAN口の緑LED点灯せず、まったく認識しない。
起動時、ハードディスクの音がちょっと大きい。故障したかもしれない。また、ネットに電源部のコンデンサーが膨らんで、交換する例も結構ある。
とにかく、不動のため、分解しないと始まらない。早速分解した。作業自体は割と簡単。開けたら、まずハードディスクを交換してみた。ちょっと余った1TBのものがある。確認すると、1TBの消費電力は元の500GBの40%しかない。電源には優しい。

早速交換したら、動作が違うようになった、いろいろ設定してみると、ちゃんど動作するようになった、ステータスランプも緑に変わった。ハードディスクの問題と確定したが、そのハードディスクをUSBケースに入れて、Macに繋ぐと、認識するが、マウントできず、フォーマットが必要。あれ、Time Capsule もMac フォーマットのはずだが、とにかくフォーマットした。そうするとちゃんとマウントされた。ハードディスクも問題がないようだ。そうなると、故障の原因は電源容量か、ソフト的なものかになる。とにかく、不良ではないからよかった。

Buffalo の Net 接続ハードディスクの場合、ハードディスクにプログラムを書き込んでいるため、交換する場合、手間かかる。Time Capsule の場合、入れ替えるだけで簡単だ。仕様的に、最新のWiFi 規格ではないだが、ギガビット有線LANで、最新のルータに直結すれば、この問題が解決する。

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Mac ファームウェア(EFI) パスワード解除について

MacBook Air と Pro はファームウェアロックされたら、パスワードがわからないと使えない。色んな情報を記録するEPROMに記録したパスワードをクリアすれば、新規のようにまだ使える。
MacBook Pro 13 early 2011 A1278 の場合、EPROM は次のものに間違いない。

拡大すると「MX1C MX 25L6406E M2I-12G」と書いてある。

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macOS Catalina, Mojave とHigh Sierraを非対応機種にインストール

たまたまに YouTube に macOS Catalina を非対応機種にインストールするパッチファイルを開発した本系の紹介ビデオを見たため、やってみたら簡単にできたので、手順を記録する。MoJave と High Sierra などは Patcher ファイルが違うが、同じ手順です。
1. 「macOS Catalina Patcher」のページにたどり、対応機種であればダウンロードする;
2.  終了したら、自動展開し、起動する。Catalina をダウンロードするか、一時利用するかの二つフォルダアイコン出てきて、右のダウンロードを選ぶ;すでにある場合左のアイコンをクリックし、ファイルの場所を指定します。
3.  8GBぐらいのソースを「ダウンロード」フォルダにダウンロードし保存する;
4.  終わると、自動的に立ち上がって、「installation method」(インストール方法)の選択を要求する。ハードディスクや光学メディアも選択できますが、事前に用意した10GB以上で、HFS+のUSBドライブを選ぶ方が今後使いやすい。
5.インストール用USBドライブを作ったら、再起動し、option キーを押して、起動ドライブが出たら、インストール用USBを選ぶ。まず、ディスクユーティリティで、インストール用パーティションを作る。APFSでフォーマット。そして、このパーティションに Catalina をインストール;ビデオには英語版になっているため、英語版の Catalina になるではないか心配したが、この時点で、自動的に日本語になった。
6. インストールが終わったら、再起動し、optionキーでインストールUSBを選び、今度、プルダウンメニュー一番下の「macOS Post Install」を選び、この機種用必要なドライバーファイルなどインストール。機種自動認識しますので、そのままにインストールすればよろしいです。必要があれば、自分で、機種、インストール内容を変更することもできる;

これで、全部終了したため、再起動すれば、日本語のCatalinaが立ち上がる!


実際に使って見て、快適ですが、今のところ2点の問題がある。

1.google mapなどにはローマ字をひらがなに自動変換するが、SafariのURLにローマ字のままです。自分だけの問題か、それとも全員の問題かわからない。
2.  これは深刻。Catalinaになり、古いソフトが使えないものが多いし、ローマ字も一部の所に自動変換してくれないため、一通り遊んだらいつも使う外付けの 10.11.6 から立ち上がって作業した。しかし、しばらく使うとWiFiのメニューがおかしくなり、動作もおかしいので再起動しようとしたら、永遠に終了しない。しかも、外付けのハードディスクがアクセスしばなし。1時間ぐらいで、待ちきれず、強制終了したら、再起動すると、外付けのファイルが全部なくなった。これはなんのことだ!ずっと待ったら、正常に終了すれば、そうならないかもしれないが、幸い、重要なファイルをcloudに保存しており、このハードディスクに保存したものがあまりないため、損失が小さいと思う。したがって、常にバックアップが大切!

ここには文字ばっかりで、わかりにくいが、元のビデオを参照すれば、わかりやすくなる。

実はこのマシン内蔵HDDは1TBで、300GB Windows と 700GB macOS 10.11.6 で運用して来た。ほぼ2年前に突然起動時システム読込むが、ほぼ終わるところに止まるように永遠に立ち上がらない。「コマンド+V」で起動すると、永遠に「I/O error」を出して起動しない。TechTool でHDDの表面をチェックすると、2/3を過ぎた所から、不良ブロックどんどん出て来て、数時間でも進まない。システムを復元しても同じ。ハードディスクに問題がある間違いない。しかし、交換するのは面倒で、そのまま放置した。最近使っているMacBook Proの画面一時おかしくなったため、外付けハードディスクでこのiMacをまた使った。元々期待していないため、故障した内蔵 HDD の200GB容量を使って Catalina をインストールしたら、動作したため、10.11.6を上位にアップデートしたら、動作するかもしれないと思った。そうなると、一石二鳥。システムが起動するようになり、しかも上位バージョンになる。持っている古いバージョンソフトは ちょっと工夫すれば、Mojave も動作するようだが、安全のために、そのまま動作するHigh Sierra を選んだ。Catalina 時とほぼ同じ手順で、簡単にインストール出来たし、ちゃんと起動した。日本語入力の問題もないため、この iMac でこの文章を書いた。新しいOSのためか、動作も快適です。外付HDDの時、カーソルがよくレインボーカーソルになり、クルクル回るが、新しいOSになってからまだない。多分新しいOSはHDDの不良部分を避けてインストールされた。
もう使えないと思ったコンピュータがまた使えるようになり、しかも最新のOSが体験できるようになり、楽しい週末になりました。

MacBook Pro 13.3 Late 2008 (A1278) Core 2 Duo 2.4GHz 4GB/320GB HDD の機種にもインストールして見ました。動作はスイスイで快適です。

MacBook Air 13.3 Mid 2009 (A1304) Core 2 Duo 1.86GHz 2GB/128GB HDD  にインストールしたら、YouTubeの全画面動画も正常に見られるが、時々レンボロゴグルグル回って、快適と言えない。仕様では最低 2GB あれば、動作するが、システムが1.5GBメモリを使うため、頻繁にデータをハードディスクに退避するでしょう。1.5Gb/s の遅い SATA ハードディスクのため、動作が遅くなる。SSDに変えれば、幾分改善するでしょう。

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